【元キャストのホンネ】私が見たディズニーランドの裏と真実!


WRITTEN BY MIKI
 2018-10-19



こんにちは、
このねずみさんは私の大切な3代目の
パールホワイトハムスターのミシェルです。

さてさて
私はディズニーが好きで、
学生時代何年も年パスを持ち、
友達と休日や放課後遊びに行ったりしていました。

大学進学が決定してからは
TDLでショーやパレードの案内人として働いたりと、
学生時代の50%はディズニーだった気がします。

先週、3年ぶりにTDLへ彼と彼の韓国からの友達、
そして元キャストの友達と、4人で行きました。

久しぶのランドの懐かしい匂いや風景、
ディズニー経験の少ない人達と行ったことで、
初心を思い出したので、
今回は
東京ディズニーランドのバックステージについて
語ることにしますね!!


やっぱり気になるキャラの中。

まずは皆んな気になること。
魔法で動いているわけではありません。
そんなの皆わかってる。
ミッキーやミニーだって休憩室で休憩します。
私と同じトイレを使うことだって。
生きてるからね。
そういう時は動きやすい服がいいよね。


キャラは裏でなにしてる?

裏で会う時も、
ミッキーはミッキーです。
ちなみにジャック・スパロウもジャック・スパロウ。
本当そのまま。


オープン前って何してる?

私の場合はオープン作業の時は
毎回始発で出勤していました。
5AM…
ちなみに遅刻しそうな時は駅から走って、
酸素の薄いロッカールームで酸欠でクラクラしたり。
懐かしい。

事前のミーティングで最新情報を頭に入れたり、
パレードやショーでガイドロープとして
地面にさすポールの中に雨水が溜まっている時は、
後になって座っているお客さんにかから無いように
水を吐き出したりと地味なことも。

オープン前のパークは
静かで、鳥のさえずりだけが聞こえ、
太陽に照らされキラキラしていたのを覚えています。


子供誘拐や人身売買の噂

よく言われますが、
正直私の知る限りそんな話は聞いた事ないです。
普通に考えてゲストが沢山いますし、
キャストもそこらじゅうにいますし、
インカムでやりとりして親を探したり。
迷子マニュアルもあり、
すぐに迷子センターに連れて行くようにしているので、
そんなスキは無いように感じますよ…


秘密の地下通路?

これよく聞かれます。
パークの中心にあるようなお店は
在庫をパークの中から通すわけにはいかんので、
ゲストの目につかない様に、
ちょっとした地下通路を通したりしています。

が、多分その巨大地下世界の話は
フロリダのディズニー、WDWの話だと思います。
正直本当かわからなく、
噂を写真で見たり聞いたことがあるくらいです。


パレードは
どうやって動いてるの?

勤務中に、
パレードのフロートはどうやって動いているのか、
聞かれたことがあります。
小さな子だったのでやっぱしこのワード
“妖精の的な魔法で動かしてるんだよ〜”
なんて言ってしまいましたが、
自動車の様に運転できます。
そしてそのフロート1台1台に
安全に誘導する人も付いています。


一番空いてる時期は?

経験上2月かな〜って思います。
理由は寒くてイベントもやってないから。
冬の日の外での仕事は寒すぎて
当時薄手のヒートテックを3重ね着してました。


働いてる人たちは
どんな感じ?

私の部署は何百人もおり、
お城の前のショーや1回のパーレドでパーク中に
安全が行き渡るように大量の人数が駆り出され、
時間に追われる忙しく慌ただしい部署だった為
上の人は大勢をまとめるのに大変そうでした。

正直人によっては少し荒い言葉遣いを聞いた事も、
まぁ人間なので。
ですが基本みんな元気でコミ力が高く、
ハキハキした体育会系の部署でした。
特に夜は学校終わりに働きに来る学生が多く、
学校のような雰囲気で和気藹々としていました。

他の部署とも関わることも多かったのですが、
特にジャングルクルーズの人たちは元気で明るく、
ファンタジーランドの人たちは優しく暖かく、
場所によって雰囲気の違いを感じました。
他のユニットの方とのお仕事は新鮮で楽しかったです。


仕事は大変?


上記に書いたように
私はエンターテイメントの案内でした。

皆さんも覚えがあるかと思いますが、
パレードの前に大きな声で案内をしたり、
ダンスレクチャーをしたり、
拍手練習をするアレを覚えるんです。
アレは何種類もあり、
長い文章を全て暗記し、
何百人もの前で大きな声で喋らなきゃいけません。
最初のうちは通勤中ずっと黙読をしたり、
ゲストの前で失敗して恥をかいたりしました。

またショーやパレードをすると
何万人ものゲストの道が塞がれます。
できる限り効率よく園内を移動できるよう、
パークにある全ガイドロープの穴の番号や順番を
把握しなければならなく、
日によって仲間や担当も違うので、
全エリアを覚えるのは容易な事ではありませんでした。
毎日が初めてと言っても過言ではありません。

あと、ゲストに現実を見せない様に、
横文字の隠語などもう忘れたけど色々覚えました。

そしてゲストに対して、
“右側通行でお願いします”
とか
“ファンキャップは外してください”
とか
すごい量の”お願い”があり、
ゲストからするとウザイと思われてんのかななんて。
嫌なキャストにはなりたくない、
でも全てに理由があるから協力してほしいって
葛藤がありました。

他のバイトもした事があるのですが
ディズニーの仕事は正直なかなか濃く、
内容がどんどん新しく変化するので、
常に縮小した資料を毎回ポケットに入れて
働いていました。

大変だけど、
アルバイトだからとうい感覚は少なかったです。
自分がディズニーを動かす一人として
オンステージ(パーク)に立つことは誇らく感じ、
沢山のキャストやゲストとの出会いもあり、
毎回ワクワク仕事をしていた記憶があります。
おかげで物怖じせず、
人ととのコミュニーケーションが好きになりました。

それと
好きなショーやパレードを間近で感じれたのも特権です。


ディズニーで働いて
わかった真実

ミッキーにしたってパレードにしたって、
魔法の空間にしたって、

全部人間がやっている 

そんなの皆わかってる、
嬉しいときも、楽しいときも、疲れた時も、
皆んな人間らしくイキイキと働いていました。

幼い頃は、
“ディズニーの裏は酷いのかなぁ”
“着ぐるみの中は人がはいってるのかなぁ”
なんて検索した事あったけど、
働いてみて、そして現在社会で就職してみて、
ひしひしと感じた、

沢山の人達が裏であの夢の空間を30年間維持し、
成長させていってました!



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